LIXIL(東京都品川区、瀬戸欣哉社長)は、カーポートSCに「3台用」と「後方支持2台用」を新たに追加した。「3台用」は最大間口9mを確保、さらに梁の延長が可能になり、通常の位置に柱が建てられない敷地への対応力も向上させた。「後方支持2台用」は前面がオープンになっているので、車の出し入れがスムーズに行え、ドアが柱にあたる心配がなくなる。さらに、敷地条件によっては側面片側支持にもできる。

住宅と調和するように、柱と屋根だけの限りなくシンプルなデザインを目的に開発したカーポートSCは、40mm厚のアルミ屋根を採用するとともに、全体に凹凸を減らした形状が特徴。カラーは屋根材が6色で、柱と合わせて8つの組合せから選べる。オプションで、屋根材に内蔵されたシームレスライト、天井設置も可能な人感センサを用意している。

メーカー希望小売価格(税別)は、3台用が2,573,300円(81-50型標準柱、柱・梁ブラック、屋根材ナチュラルシルバーF)。後方支持2台用が2,122,000円(50-55型標準柱、柱・梁ブラック、屋根材ナチュラルシルバーF)。

カーポートSCは2017年に「1台用」とサイクルポート用などの「ミニ」を発売、18年「2台用」、19年には庭空間用の「テラス」、20年に積雪地域などに対応した「1500」(耐積雪50cm相当、耐風圧強度46m/s相当)の1台用と2台用を追加している。同社エクステリア事業部エクステリア商品開発部の榊原正部長は4月13日、幕張メッセ(千葉市)で開催された「エクステリア×ガーデンエキシビション2023」の同製品説明会で、2023年度は前年度比25%増の売上を目標とするとともに「今後も製品ラインナップを拡大していく」と方針を述べた。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事